コリウス・フォースコリー (マンジェリコン)

画像の説明

マンジェリコンに お花が咲きました♪  

マンジェリコンは沖縄のハーブで、万病に効くといわれているなぞのハーブです(笑)

なぜ、謎のハーブかと言うと、ネット上に正確は情報がほとんどない珍しいハーブだからです♪

別の植物である、ボルトジンユ(と呼ばれているもの)Plectranthus ornatus と、とても混同されていて、グーグル検索でしても上位30までのサイトで、この二つの植物の学名を正しく表記しているサイトは一つだけという珍しい植物です♪

学名が間違えられているということは、その植物の正確な情報がわかっていないということ。

それはよくないので、ここらではっきりさせましょう。

まず、この植物は、ブラジルから沖縄に持ち込まれたといわれています。
しかし、ブラジルの言葉でマンジェリコンというのはスイートバジルのことです。

でも、この写真の植物はバジルじゃないので、もってくる段階ですでに名前が混同したようです。

なので、学名 Ocimum basilicum は、間違いです。(これは、バジルの学名です。)
次に同じく 学名 Ocimum gratissimum L とされているサイトが多いですが、これはインドバジル(バナ・トゥルシー)のことですから、これも間違いです。

バナ・トゥルシーには、インスリンの分泌を促したり、血糖値を下げたりする効果が証明された論文が多いですから、この論文を引用して、このようにマンジェリコンの効果が証明されていますと言っているサイトが多いですが、植物が違いますので、そこは直したほうがいいと思います♪

では、正体は何? という言ことですが、これは、学名 Plectranthus barbatus シノニムとして Coleus forskohlii という植物になります。

コリウス・フォースコリーって、聞いたことありませんか?
DHCがダイエットサプリメントとして出している、あのハーブです♪

サンスクリット語ではマカンディと呼ばれます。アーユルヴェーダで使われているハーブで、グジャラートやカルナータカが、おもな産地だそうです。偶然私は両方の場所に行っているので、両地で、このハーブを見ています♪

伝統的に血液浄化剤、降圧剤、利尿剤などとして使用されています。

有効成分はフォルスコリンで、脂肪を燃焼させるものとして知られ、肥満、甲状腺機能低下症、アレルギー、喘息、湿疹、乾癬、緑内障の治療によく使用されます。