トゥルシー(ホーリーバジル)の物語

トゥルシーは西洋ではホーリーバジルと呼ばれ、ホーリーバジルは実に多種多様の効果・効能があることは前回ご紹介しました。

実際にインドでは、このハーブをカプセルに詰めたものが薬品として販売されていました。

 そして「家にトゥルシー(ホーリーバジル)があれば、病気や不幸は、その家に入ることができない。」

と言う言い伝えまであるそうです。

また、女の子が生まれるとホーリーバジルの幹で作ったネックレスを与え、その子の幸福と繁栄を祈るそうです。
 
日本では、寒さのためホーリーバジルは一年草ですが石垣島では多年草。

インドでもきっと、そうなのでしょう。
幹も大人の親指ほどの太さになり硬い木のようになります。

 これほどのハーブなのに日本ではあまり知られていないホーリーバジル。それがこの10年で随分と知られるようになったのが抱きしめる聖人として知られる聖女アマチが、2006年のワールド・ツアーで、日本を訪れた時、
「世界を浄化するために、トゥラシ(ホーリー・バジル)を広めましょう!!」
と日本で苗をくばるなどの活動をされたようで、そして、彼女の日本アシュラムの人達が中心となり、トゥルシーを10万本植えるプロジェクトが進められているそうです。

 アンマ(アマチ)は抱擁で世界平和を伝える伝道師。

世界中を旅しながら、延べ2700万以上の人々を抱きしめ、愛を表現してきました。

来る人一人ひとりを抱きしめるという行為で世界中の人々から「アンマ( お母さん)」と慕われる彼女は、インド内外で津波や地震の救済活動をはじめ広範 囲にわたる膨大な慈善活動を展開しています。

更にさかのぼること数年。

1879年生まれの近代インドの聖者ラマナ・マハリシの弟子である パパジ師(ラクノー)が、2000年頃、天からのメッセージを受け取りました。

その内容は、
「インド古来の最重要神聖薬トゥルシー(ホーリー・バジル)を世界に出す時期が来た。特に、病んだ国に広める。」と言うものでした。

千葉でトゥルシーを普及する活動をされている
&size(17){[[イマジナル 様の HPから。(現在はありません)

ちなみにこの、千葉のイマジナルさまと四国のあなんど様が日本でのホーリーバジル普及の草分け的存在。

もだま工房が栽培を始めたころは、ネット上には、この二人を除いてトゥルシーの商業的規模の栽培を試みている情報はありませんでした。

さて、このように地球を浄化するために広められることとなったホーリーバジル。

現代でも、こんな壮大な物語の主人公になるハーブ、トゥルシーは、神話のなかでは、クリシュナ神から最も愛された女性でした。

トゥルシーがクリシュナ神に
『私は、あなたとひと時も離れたくはありません』と言うと、
クリシュナ神は、

『あなたは人間ですから、ずっと生き続ける事は出来ません。私は、あなたを木にして、全ての病気や災いから人々を救う力を授けます。
人々はあなたを大切にし、毎日私に供えるでしょう。そうすればあなたは、私と毎日会う事が出来ます。』

 こうしてトゥルシーはハーブとなって女性の愛の守り神として、人々の健康の守り手として今も大切にされ、クリシュナ神に捧げられています。

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