ニルグンディ

ニルグンディは、セラピストの皆様には すでのご存知の通り、「ニルグンディオイル」として、その効果はすでに実感されていることと思います♬
 もだま工房では6本のニルグンディの木を育てていますが、毎年台風が来る夏には選定をします。その時にはたくさんの葉っぱが取れますので、ニルグンデイオイルをご自身で手作りできちゃうチャンスです♪

(作り方は文章だけで伝えるのは難しいので、私に聞かないでくださいね。各アーユルヴェーダスクールで先生に聞いてください♪)

でも実は、ニルグンディはアーユルヴェーダにとどまらず、熱帯地方の医学としては非常に多用途の物。いろんな使い方があります。ハーブボールやハーブサウナ、そしてハーブティーやサプリなど、いろいろです。

今日はその一端をご紹介したいと思います。

ニルグンディ

学名 vitex negundo

グナ 軽性・乾性
ラサ 苦味・辛味・渋味
ヴィールヤ 温性

ヴァータとカパを鎮静

作用するダートゥ
ラクタ(血液)・マッジャー(神経)・アスティ(骨)・シュクラ(生殖器官)

作用 
ニルグンディはサンスクリット語で、「身体を病気から守る」という意味だそうです。

植物全体が薬として使われ、オイル、軟膏、ピンダ(ハーブボール)などでの外用として使われるのが有名ですが、
粉末、葉汁抽出物、水の煎じ薬(ハーブティー)での経口投与でも使用される多目的で多用途のハーブです。

鎮痛・抗炎症・収斂・肝臓保護・抗アレルギー・抗菌・傷を治す・神経鎮静・若返りの作用があります。

関節炎、腫れ、筋肉の痛み 消化の問題、口に関連する問題の治療、発熱、頭痛、に役立ちます。

抗ヒスタミン特性と筋弛緩薬で知られています。
軽度の局所鎮痛剤として作用し、自然な健全な睡眠の誘導にも役立ちます。

海外では、ニルグンディは次の症状を軽減するものとして紹介されています。

・精神障害- 脳の強壮剤として作用し、記憶を改善します。

・ヴァータを軽減し頭痛、坐骨神経痛に役立ちます。

・それは鼻道と精神チャネルの障害を治療します。

・耳の問題-耳の問題に使用されます。蜂蜜を混ぜたニルガンディオイルを耳に1〜2滴入れます。

・喘息と結核-呼吸器系を改善するため、カパの支配的な咳、喘息、肺炎、胸膜炎で使用されます。多結節性結核を治療します

・慢性関節炎-鎮痛作用があります。葉を水で煮るか、または加熱してから患部にあてます。
 頭痛、陰嚢の腫れ、関節炎の痛みに役立ちます。慢性鼻炎と関節炎を治します。

・消化力増強剤と駆虫作用-食欲と消化を改善します。消化力を高め、アーマを取り除き胃の痛みを和らげます。
ガスの放出を助け、消化不良やヴァータの蓄積によって引き起こされる胃の腫れを治します。

・月経周期-月経の流れを改善するため、月経困難症やその他の症状に対し産科で使用されます。
不規則な月経周期または不完全な月経周期の場合、毎朝と夕方にその種子の粉末2 gmを与えます。
月経周期を正常化します。(ちなみに女性ホルモンのバランスをとるハーブとして有名なチェストツリーは、ニルグンディと同じvitex属で、非常に近い品種で、見た目もそっくりです。)

・血液循環プロセスの改善に役立ちます。

・排尿障害や無尿症に役立ちます。

・体のあらゆる部分を刺激するため、体内のラサ―ヤナ(若返り)として機能します。
・髪の強壮剤として使用されます。
・それは咽頭炎、扁桃炎のようなすべての口および喉関連の病気を治します。
・クレンジング作用があり、傷の治癒に役立ちます。

・その葉の粉末は、子宮内膜炎、大腸炎、および精巣炎に使用され、アーマとカパによる血液の閉塞を減らし、汗を増やし、浮腫を減らし、痛みも和らげます。

アーユルヴェーダ以外では

中国の漢方薬で広く使用されており、慢性気管支炎の重要な治療薬です
(亜種V. negundo cannabifoliaが使用されています。)

・グアム島では葉は枕に詰められ、頭痛を和らげるために使用されます

・マレーシアでは、月経周期の調節、線維嚢胞性乳房疾患、産後の治療など、女性の健康のための伝統的なハーブ薬に使用されています

生殖能力を促進するための若返りの強壮剤として使用されています。
ユナニでは、種は早漏を制御するために推奨されます。

ということです♪

季節のなりましたら 100g 2100円でのご提供になります♬